
特定非営利活動法人 プリントミックスは、2010年6月11日(金)に国立オリンピック記念青少年総合センターで、Webパブリシング協議会(準備室)の企画で「ウェブにある印刷会社の市場開拓そのチャンスと手法」セミナーを開催いたしました。
ウェブを顧客開拓、印刷受注アップに繋げる印刷会社のウェブ活用と言えば、「早い・安い」の印刷ウェブ通販が注目されがちかもしれませんが、ウェブを営業ツールとしてとらえた時、最も重要なポイントは「顧客は向こうからやってくる」「顧客が貴社を見つけて問い合わせてくる」という点です。
ウェブを使って本業の「印刷受注」をアップさせるには?
このセミナーでは営業ツール、コミュニケションツールという視点から、ウェブ活用のポイントを押さえました。
1.オリエンテーション
講師:足立仁 氏
特定非営利活動法人プリントミックス 理事長
PDF/X-PlusJ推進協議会 ディレクター
有限会社ビットカフェ 代表
足立理事長からは、プリントミックスの活動報告として、出版部の取り組みの開始と
PDF/X-4出力用サンプルデータのダウンロード社数が5月末で120社をこえ、認定企業が21社となったことが伝えられました。
そして今回の主旨であるウェブを使って本業の「印刷受注」をアップさせるにはどうしたらよいのか?
営業ツール、コミュニケションツールという視点から、ウェブ活用のポイントを押さえるというこのセミナーのテーマと講師陣の紹介を行いました。
2.ウェブにある印刷会社の市場開拓のチャンス
〜貴社は探されている!〜
講師:森川眞行 氏
特定非営利活動法人日本ウェブ協会 理事長
※Webパブリシング協議会(準備室)協力団体
【講師プロフィール】大阪芸術大学卒。関西にてグラフィックデザイナーとして従事。大手百貨店通販カタログのアートディレクターを経た後、1993年独立。DTPの黎明期に関西DTP協会を設立し初代会長を務める。1995年の阪神大震災を期にDTPからウェブへ取り組みを変更し、ウェブの黎明期にサイトを公開した素材提供サービスが爆発的なヒットを記録する。以降デザイン業務だけでなく、執筆、講演者、講師、商品企画、イベントプロデュース、コンサルティング業務などを行う。現在は「日本語のウェブの質を向上させよう」をスローガンに日本ウェブ協会理事長として多くのプロジェクトに関わる一方、株式会社BAメガパワーズ取締役としてプロデュース業を中心にウェブ制作業務も行っている。また、多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師として教育にも関わる。 |
【内容】
・お客様はウェブで印刷会社を探している
・「オンライン受注」だけが印刷会社のウェブビジネスではない
・お客様が目にした、貴社のウェブサイトは?
「印刷物の相談をしたい」と思わせるサイトですか?
・評価改善ポイント:こうすれば貴社のウェブサイトは、
お客様が問合わせしたいサイトになる!
「利用者(お客様)は使いやすいサイトを求めている、しかし印刷会社のサイトでその基準を満たしているところはほとんどない現状がある」
とし、
「逆に考えれば、今こそが使いやすいサイトを使ってウェブで顧客を集めるチャンスなのです」
と森川氏は述べます。
最後に、大きな注目を集めているiPadの登場についても触れ、
「単純に『電子書籍』と考えて、これまでのコンテンツをPDF化する。。。とか、そのような単純なことは、ビジネスにならないと思う」
「重要なのは『行動すること』だと考えています。情報のアンテナを張り巡らすのは既に当然の『攻め』であり『防御』です。その次に行うべきは、『行動すること』そして『参加すること』」
と締めくくりました。
工程のデジタル化、ウェブの登場と普及など私たちは何度か世の中の大きな変化を体験してきました。
講義中何度も「歴史に学ぼう」という言葉と繰り返した森川氏。
印刷や出版のあり方を少なからず変えようとしている新しい道具の登場や、Twitterをはじめとしたソーシャルメディアの急激な普及と今また大きな変化が起こりつつある中、たくさんの気づきと刺激をいただいた講義でした。
3.ビジネスを活性化させるウェブでのコミュミケーション

講師:水越浩幸 氏
有限会社ミズコシ 専務取締役
【講師プロフィール】1960年(昭和35年)、東京都小金井市に生まれる。 |
【内容】
・一通のメールが人脈や売上げを作っていく!
・名刺+メール+Web+Twitterを最強のブランディングツールに
・ビジネス・チャンスを確実にとらえるメール術
日常身近に使用しているメールに関して、ビジネスを活性化させるウェブでのコミュミケーションツールという視点から解説をいただきました。
無意識に相手を不快にしてしまっている点、相手からアクションを起こしてもらうメール作り、相手との距離を縮める好感度アップのポイントなど、なかなか知る機会のないレクチャーでした。(文責:事務局)



